
Move言語を基盤とするブロックチェーンプロジェクト「Movement」に関して、内部的な混乱を示唆する報道が出ています。匿名筋の情報として4月15日、Movement Labsの共同創設者であるRushi Manche氏が「一時休職」したと、Blockworksによって報じられました。
これと関連し、Movement Network Foundationが「マーケットメイカーの異常事態」に関する第三者機関による調査を開始したとも伝えられています。これらの動きの背景には、今年3月に大手暗号資産取引所バイナンスが指摘した問題があると考えられます。
当時バイナンスは、同取引所で扱っていたMOVEトークンに関し、特定のマーケットメイカー(名称非公開)がローンチ直後に大量の売り注文を出すなどの「不正行為」を行ったとして、当該マーケットメイカーに対する措置(上場廃止など)を講じていました。
バイナンスはこの不正行為を発見後、Movement側に通知したとしています。Movement Foundationは当時、ユーザー補償などを目的とした3800万USDT規模のMOVEトークン買い戻しプログラムを発表していました。今回報じられた第三者調査は、この一連の問題を受けた対応と見られます。
なお、Manche氏の休職に関する詳細な状況は不明ですが、同氏のX(旧Twitter)アカウントでは報道後も活動が確認されています。
一連の報道を受けて、MovementプロジェクトのネイティブトークンであるMOVEの価格は下落傾向にあり、記事執筆時点で過去24時間に約10%の値下がりとなっています。プロジェクトを取り巻く不透明な状況が続いており、今後の展開が注目されます。
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$MOVEは国内の仮想通貨取引所ではまだ取り扱われていないものの、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)ではすでに現物取引が可能となっています。
情報ソース:Blockworks
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