パナマ市のマイヤー・ミズラチ市長が、市のビットコイン（BTC）準備金保有の可能性を示唆し、注目を集めています。この動きは、エルサルバドルのビットコイン政策顧問らとの会談直後に行われました。
Bitcoin Reserve 🚀
— Mayer Mizrachi (@Mayer) May 16, 2025
ミズラチ市長は5月16日、自身のX（旧Twitter）アカウントに「ビットコイン準備金。」と投稿。これは、エルサルバドルのビットコイン導入に関わったマックス・カイザー氏らとの会談後であり、憶測を呼んでいます。エルサルバドルは既に国家として多額のビットコインを準備金として保有しています。
国家によるビットコイン準備金への関心は世界的に高まっており、一部の国では金融の不確実性に対するヘッジとして検討されています。
パナマシティは、今回の示唆以前から暗号資産導入に積極的です。今年4月には、税金などの公的支払いにビットコイン、イーサリアム（ETH）、ステーブルコインの利用を承認し、国内初の暗号資産受け入れ政府機関となりました。さらに、エルサルバドルの金融リテラシー教材を市のデジタルライブラリーに導入する準備も進めており、若年層のデジタルリテラシー向上を目指しています。
ミズラチ市長は、近く開催される「ビットコイン2025カンファレンス」での講演も予定しており、同市の暗号資産分野への積極的な姿勢がうかがえます。
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