
中国のAIモビリティ企業ウェブス・インターナショナル(Webus International)が、グローバル決済網の強化を目的に最大3億ドル規模のリップル(XRP)準備金を構築する計画を発表しました。海外渡航や国際的なドライバーへの支払いにおいて、通貨換算の手間をなくすボーダーレスな決済の実現を目指します。
計画では資金を新株発行を伴わない非株式形式で調達し、国境を越えた即時決済やWeb3技術を用いたロイヤルティプログラムの導入を進めるとしています。また提携する中国の大手旅行代理店トンチェン・トラベル(Tongcheng Travel Holdings)の顧客基盤と、XRPを基盤とする国際決済システムを連携させる方針です。
企業の準備資産としてビットコイン(BTC)を保有する例はありますが、XRP建ての準備金はまだ珍しい事例です。しかし、この発表の直前にはクリーンエネルギー企業のビボパワー・インターナショナル(VivoPower International)も同様のXRP準備金計画を公表しています。
両社は共にXRPの低コストな決済機能と技術的な利点を採用の動機として挙げており、企業の資産戦略における新たな潮流となるか注目されます。
情報ソース:Globenewswire
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