大手NFTマーケットプレイスのOpenSeaは、新プラットフォーム「OS2」のベータ版を終了し、全ユーザー向けのデフォルト体験として正式に提供を開始しました。これに合わせ、新たなリワードプログラムとコミュニティハブとして刷新された公式Discordも発表されています。
— Adam Hollander (@HollanderAdam) May 29, 2025
OS2はクロスチェーンでのミントやスワップ、Roninやソラナを含む19のブロックチェーンへの対応など、過去数ヶ月にわたり実装されてきた新機能の集大成です。これまで一部のトークンのみがサポートされていましたが、今回の正式リリースにより対応するチェーン上のほぼ全てのトークンが取引可能になりました。
将来的なエアドロへ向けたキャンペーンが開始
同時に新たなリワードプログラムの第一弾として「Voyages」が開始されました。これはユーザーがOS2の新機能を発見し、利用することを奨励するものです。ユーザーは様々なタスクをこなすことで経験値（XP）を獲得でき、今後の報酬獲得につながる仕組みです。少額の取引でも気軽に参加できるよう設計されています。
多くのユーザーが期待する独自トークン「$SEA」のTGE（トークン生成イベント）について、同社は具体的な日程を明言していません。財団はトークンに確固たる実用性を持たせるため、いくつかの重要なイノベーションを先行させることが不可欠だとしています。一方で、過去の利用履歴を持つユーザーにはTGEの際に独自の割り当てで報いる方針を示しており、ロイヤリティの高いユーザーを重視する姿勢を明確にしました。
また公式Discordは単なるサポート窓口から、Web3全体のコミュニティハブへとその役割を変えました。チャンネル構成が大幅に簡素化され、ユーザーが自身の興味に合わせて交流できる場を目指しています。
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