
メタ社は5月30日の年次株主総会で、企業の準備資産にビットコイン(BTC)を追加する株主提案を圧倒的多数で否決しました。
Meta Platforms Shareholders Vote Against Bitcoin Treasury Assessment Proposal pic.twitter.com/ZeIrUHq2OK
— Phoenix » PhoenixNews.io (@PhoenixNewsIO) May 30, 2025
この提案は、メタが保有する720億ドルの豊富な現金の一部をインフレヘッジとしてビットコインに投資するよう求めるものでした。提案者は低調な債券リターンに代わる有効な資産としてビットコインを挙げましたが、投票結果は賛成が0.1%未満に留まり、成立には至りませんでした。
過去にはMicrosoftやAmazonでも同様の提案が否決されており、伝統的な財務管理体制を持つ大企業にとって暗号資産の導入ハードルは依然として高いことが示された形です。
今回の決定によりメタの現行方針は維持されますが、暗号資産を巡る規制環境が整備されるにつれて今後も大手企業に対して同様の働きかけは続くと見られています。
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