
リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、ビットコインコミュニティは敵ではなくその成功は市場全体に利益をもたらすとの考えを明らかにしました。同氏は、これはゼロサムゲームではないと述べ共存共栄の姿勢を強調しました。
この発言は、リップル社とビットコイン(BTC)コミュニティとの間の緊張が再び高まる中で行われました。最近の対立には、いくつかの背景があります。
一つはガーリングハウス氏が著名なビットコイン支持者である米国のシンシア・ルミス上院議員に面会をキャンセルされたと公に批判したことです。この出来事はXRPの支持者からの反発を招きました。また、リップル社がビットコインのマイニングに批判的な作品を博物館に寄贈したことも要因の一つとなています。
さらに、リップル社が米国において準備資産をビットコインのみに限定する案に反対するロビー活動を行っていたことも明らかになり、ビットコイン支持者からの攻撃を招いています。最近では、連邦政府の暗号資産準備金の一部としてXRPを含めるよう言及した著名なロビイストが、ホワイトハウスから排除されたと報じられました。
ガーリングハウス氏の発言は、こうした一連の対立が激化する状況を沈静化させる狙いがあるものと見られます。
情報ソース:Youtube
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