
暗号資産市場で重要な長期指標とされるビットコイン(BTC)の200週移動平均線が、史上初めて48,000ドルを突破しました。この移動平均線は過去に価格の強力な下値支持線として機能してきた歴史があるため、市場ではビットコイン価格の最終的な下限が新たな水準に切り上がったとの見方が広がっています。
#bitcoin 200wma passes $48k.https://t.co/qc82JAt5ok pic.twitter.com/hFdGNT5Vaz
— Adam Back (@adam3us) June 6, 2025
この動向はブロックストリーム(Blockstream)社のCEOであるアダム・バック氏によって指摘されました。200週移動平均線は、短期的な価格変動の影響を排除し長期的な価格トレンドを把握するために広く利用されるテクニカル指標です。
歴史的に200週移動平均線は市場の大きな下落局面でサポートレベルとして機能する傾向があります。過去には2020年3月に起きた市場の暴落時など、価格がこの水準を下回った事例も存在します。しかし、そのような下落は極めて短期間で終わり後から見れば絶好の購入機会であったと認識されています。このため多くの市場参加者はこの移動平均線をビットコイン価格の究極的な下限線と見なしています。
ビットコインは5月下旬に112,000ドルという史上最高値を記録しましたが、その後は利益確定の売りに押され価格が一部下落しています。このような状況下で長期的なサポートラインが上昇を続けていることは、今後の価格動向に影響を与えるかもしれません。
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