
リップル社は6月9日、同社のブロックチェーンであるXRPレジャー(XRP Ledger)上で開発を行う日本のスタートアップ企業を対象とした新たな助成金プログラムの開始を発表しました。
本プログラムは日本貿易振興機構(JETRO)が支援する「Web3 Salon」との新たな提携を通じて実施されます。リップル社は1プロジェクトあたり最大20万ドルの資金を提供する一方、Web3 Salonは採択された初期段階のスタートアップ企業に対して事業成長のための指導や助言を行います。
助成金の対象となるのはDeFi(分散型金融)、RWA(現実資産)のトークン化、デジタル決済といった重点分野で、XRPレジャー基盤のソリューションを開発するプロジェクトです。採択された企業は資金援助に加え、リップル社が持つ専門家や提携企業といった世界的なネットワークへのアクセスも得られます。
また、この提携の一環としてリップル社とWeb3 Salonは2026年3月までに4回の主要なコミュニティイベントを共催する予定です。イベントではスタートアップによるピッチコンテストや業界の専門家を交えたパネルディスカッションなどが計画されており、日本のWeb3エコシステムの活性化を目指します。
リップル社はドバイの土地局が不動産のトークン化にXRPレジャーを採用するなど世界的にユースケースを拡大しており、今回の助成金プログラムは日本市場におけるエコシステム強化戦略の重要な一環と位置づけられています。
情報ソース:Ripple
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