
ITソリューションを提供するナスダック上場企業のオブロング(Oblong)は、AIとデジタル資産の新たな財務戦略を支援するため750万ドルの私募増資計画を明らかにしました。
調達資金の大部分は、AI関連の暗号資産であるBittensorのネイティブトークン「TAO」の取得に充てられます。Bittensorは機械学習モデルやデータを分散型フレームワークで交換できるAIマーケットプレイスを構築しており、オブロングはこのエコシステムを支援します。また、同社はTAOを保有することで利回りが得られる「サブネット0」にも貢献する意向です。
オブロングは、AIとブロックチェーンの融合がビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のようなスマートコントラクトネットワークの初期のブレークスルーに匹敵するデジタルイノベーションの変革期にあると見ています。今回の投資は、分散型AIが将来のソフトウェアと収益化モデルの重要な柱になるという同社の確信を反映したものです。
同社のピーター・ホルストCEOは、「Bittensorは知性のためのオープンネットワークであり、初期のインターネットが情報のために果たした役割と同じだ」と述べています。オブロングはこの考えに基づき、機関投資家が準備資産としてビットコインを蓄積し始めたのと同様のアプローチをTAOに対して行い、AIが統合された暗号資産インフラの新時代を定義する資産として位置づけています。
このニュースは市場にも好影響を与えており、TAOの価格は過去24時間で約6%上昇し約397ドルで取引されています。
情報ソース:Oblong
免責事項
・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。
・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
The post TAOは次のBTCか?ナスダック企業が選んだAI暗号資産とは appeared first on CRYPTO TIMES