
NFTプロジェクト「ONI FORCE」がAIを用いた新たな構想を発表しました。この構想は静的なNFTを知的に進化するデジタル資産「ネオエージェント」へと変革させるものでWeb3におけるIP(知的財産)開発の未来を目指すとしています。
Welcome to ONI FORCE, the Future of Web3 IP development.
With ERC-721AI tech, your static NFTs become Neo Agents, intelligent evolving digital assets that learn, coordinate and generate value entirely on-chain. No more dumb JPEGs.
Awaken your NFT. Awaken your destiny. pic.twitter.com/jV6MfocDSy
— ONI FORCE (@0n1Force) June 9, 2025
この計画の中心となるのが「ERC-721AI」と呼ばれる技術です。ONI FORCEによるとこの技術を用いて所有者が持つNFTを単なるデジタルアートからAIによって活動する「生きているエージェント」へと進化させるとのことです。なお「ERC-721AI」がイーサリアムの公式な規格であるかは現時点で不明であり、プロジェクト独自の規格である可能性が指摘されています。
「ネオエージェント」と名付けられたこの知的資産はAIの集合知である「AIスウォーム」にアクセスしブロックチェーン上で高度なアクションを実行する能力を持つとされています。
この変革によりNFTホルダーの役割も大きく変わります。ホルダーは単にIPを所有するだけでなく物語を形成する「ストーリーテラー」となり、コミュニティ主導で物語やミッションを創造しキャラクターを進化させていくことが可能になります。ONI FORCEは「ホルダーはIPを保有するのではなく自らがIPになる」と説明しています。
ONI FORCEが目指すのはホルダーとクリエイター双方に実用的な価値を提供するIPエコシステムです。AIエージェントを活用してIPを展開していくというアプローチは今後のNFTプロジェクトの新たな可能性を示すものとして注目されます。
現時点ではまだ詳細が不明な点も多いですがNFTがAIと融合することでどのような体験が生まれるのか今後の情報公開が待たれます。
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