
リップル社の最高技術責任者(CTO)であるデビッド・シュワルツ氏はイベント「Apex 2025」において、XRPレジャー(XRPL)のイーサリアム仮想マシン(EVM)互換サイドチェーンが今年の第2四半期に本稼働することを明言しました。
XRP Ledger’s EVM-compatible sidechain expected in Q2
David Schwartz, chief technology officer at @Ripple $XRP, announced at the APEX 2025 conference in Singapore that XRP Ledger’s (XRPL) Ethereum Virtual Machine (EVM)-compatible sidechain will go live in the second quarter (Q2),…
— CoinNess Global (@CoinnessGL) June 11, 2025
このサイドチェーンの導入により、開発者はイーサリアム基盤の分散型アプリケーションをXRPLのエコシステム内で展開できるようになります。これにより、XRPLにおける分散型金融(DeFi)の採用が大幅に拡大することが期待されています。
シュワルツ氏はイベントで「(XRPLは)全てをやろうとするのではなく、現実世界の金融ユースケースに焦点を当ててきた」と述べ、その専門性を強調しました。
サイドチェーンはアクセラー(Axelar)を介してXRPLのメインネットに接続され、ガス代(取引手数料)にはラップされたXRPが使用される予定です。
このプロジェクトは昨年10月に開発者向けネットワークでテストが開始され、現在はテストネット段階にあります。すでに87の新たな貢献者が参加し、様々なアプリケーションやツールの開発に取り組んでいる状況です。
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