ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

Initiative Q(イニシアティブQ)は怪しい?危険性やデメリットを解説

2018/11/10 07:17
Coin7

Initiative Q(イニシアティブQ)は怪しい?危険性やデメリットを解説

決済ネットワークのプロジェクト『Initiative Q(イニシアティブQ)』が11月上旬からエアドロップを報酬にしたユーザーの招待がSNSで拡散しています。

『Initiative Q』エアドロがSNSで猛拡散 元PayPal開発者による決済システム

元PayPalの開発者達によって作られた決済システム『Initiative Q(イニシアティブ・キュー)』のエアドロップがSNSで拡散している。Initiative Qを発案したのは詐欺防止技術『Fr … 続きを読む 『Initiative Q』エアドロがSNSで猛拡散 元PayPal開発者による決済システム

初期投資は必要なくユーザー登録するだけで参加できるため、一見「ノーリスク」に見えるキャンペーンですが、「参加が早いほど、招待が多いほど報酬が増える」という設計になっていることで、マルチ商法やネットワークビジネスではないかと怪しむ人も少なくありません。

元PayPal開発者が発起人であることや、ビットコインとは異なるアプローチが期待を集めているので、Initiative Qを支持する人々が一定数することは間違いないでしょう。では危険性やデメリットが皆無かと言われればそうでもないのが事実です。Initiative Qの危険性やデメリットについて考察してみましょう。

Initiative Qにはホワイトペーパーが無い

仮想通貨を利用したことがある人はすぐ気づいたかもしれませんが、現時点でInitiative Qの公式ページにはホワイトペーパーが掲載されていません。仮想通貨のプロジェクトにおいてホワイトペーパーの担う役割は大きいです。しかし、Initiative Qはどのような技術を使っているか、発行した通貨をどのような割合・用途で使うのか、といった詳細な記載が無いのです。

ですから、今の段階では一般人はInitiative Qのホワイトペーパーの内容を読んだうえで、その理念や技術的な確かさを理解してからプロジェクトに参加するということができません。

つまり、技術的な裏打ちが無い状態で、マーケティング施策だけが先行して走ってしまっているのが、主要な仮想通貨とInitiative Qとで大きく異なる点であると言えます。

万が一詐欺だった場合、SNSの友人を巻き込むことになる

Initiative Qはマルチ商法やネットワークビジネスを想起させるビジネスモデではありますが、無料で参加できるものなので、現状では違法性はなさそうです。リテラシーの高いユーザーならば、普段使っているメールアドレスとパスワードは利用しないなどの対策をしているでしょう。

しかし、ソーシャルグラフを軸にして拡散しているというところがネックです。既にInitiative Qは仮想通貨を知らない層にまでリーチしています。一般層のユーザーはICOや仮想通貨プロジェクトのほとんどがまともに運営されていないことや、詐欺であることを知りませんから、SNSの大切な友達を詐欺プロジェクトに巻き込んでしまう可能性を忘れてはいけません。

取引所上場直後に値崩れして後続ユーザーだけ損する可能性

これはInitiative Qに限らず、怪しいアルトコイン全般にも言えることです。取引所上場する前に、プロジェクトの期待を煽っておいて、いざ上場すると価格は一時的に暴騰します。そこで、暴騰した様子を見た後続組はトークンを高値で購入してしまいます。

しかし、ICOに参加していたりエアドロップを保有していた投資家は高値をつけた時点で売り抜けてしまうのです。当然、価格は暴騰したのちに暴落してしまうことになります。いわゆる“情弱”の人だけが大損してしまう危険性がInitiative Qにも含まれているのです。

「大幅割引」「トークン受け取るために保証金」といった手口

古くからの仮想通貨ウォッチャーで、ブログ『ビットコイン研究所』を運営する大石哲之さんは、Initiative Qについて、「大幅に割引で提供」や「トークンを受け取るには保証金を積む必要がある」といったリアルな暗号通貨を払い込ませる手口へ走るリスクがあると言います。

人間心理を上手に利用するInitiative Qの動向に注目

Initiative Qの危険性やデメリットにフォーカスして解説してきましたが、マーケティングの面から見ると現時点では非常に優秀です。

早い者勝ちだけど金銭的なリスクは無いですし、「仮想通貨」「ICO」といったワードを使わず一般層も取り込む作戦もうまくいっています。人間の心理をついた巧妙なマーケティング施策だと言えるでしょう。

良くも悪くも注目を集めたInitiative Qが次にどのような動向を見せるのか今後もウォッチしていきます。

The post Initiative Q(イニシアティブQ)は怪しい?危険性やデメリットを解説 appeared first on Coin7 仮想通貨ニュースメディア.

配信元: Coin7 仮想通貨ニュースメディア

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/04/28 (月) 10:15

取引所保管ビットコイン、2019年以来の低水準へ|供給ショックで価格上昇の兆候か?

主要暗号資産取引所に保管されているビットコイン(BTC)の量が、2019年以来とも言われる低水準まで減少していることが分かりました。機関投資家による購入増や、投資家の自己管理ウォレットへの資金移動が背景にあると見られ、供...

NEW25/04/28 (月) 10:15

$TRUMP保有者ディナー招待は「腐敗行為」?トランプ大統領に民主党から批判相次ぐ

ドナルド・トランプ大統領の名を冠したミームコイン「$TRUMP」の上位保有者をトランプ氏のプライベートディナーに招待する計画に対し、民主党のジョン・オソフ上院議員らが「弾劾に値する違反行為だ」と厳しく批判しています。オ[...

NEW25/04/28 (月) 09:00

リップル先物ETF、4月30日にも米国で上場か|現物ETFはいつ?

米国の資産運用会社ProSharesが申請していた、リップル(XRP)の先物価格に連動する複数のレバレッジ型およびインバース型ETFが、早ければ今週水曜日(4月30日)にも米国内で取引を開始する見込みです。これはSECか...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/04/28 (月) 09:01

2025年4月28日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月28日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはNEMでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +45.13%と大きく上昇。

25/04/27 (日) 09:01

2025年4月27日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月27日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはNEM、下落率トップのはBitcoin SVでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +43.87%と大きく上昇。

25/04/26 (土) 09:01

2025年4月26日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月26日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはBitcoin SV、下落率トップのはSushiSwapでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +56.49%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能