
リップル(Ripple)社の社長モニカ・ロング氏が「XRPL Apex」における基調講演で、暗号資産業界の勢いを左右する「真の転換点」は規制の明確化であるとの見解を表明しました。
Regulatory clarity.⁰
Ripple President @MonicaLongSF closes out Day 1 on the Apex main stage by sharing how clear rules in the U.S. can unlock massive opportunities for global crypto innovation and why momentum is finally shifting. 🌎 pic.twitter.com/EY1KBzamoQ
— RippleX (@RippleXDev) June 11, 2025
ロング氏は、これまで規制の不確実性が多くの企業にとってパートナーシップ構築の障壁となってきたと指摘。その上で近年における規制の霧が晴れつつある現状を「ここまで来るのに時間はかかったが、今ほど良い状況はない」と評価し、業界の勢いが変わりつつあると強調しました。
規制環境の変化を背景に、リップル社のブロックチェーンであるXRPレジャー(XRPL)上での具体的な金融商品の実用化が進んでいます。
例として、新たにデジタル・コマーシャル・ペーパー(DCP)がXRPL上で稼働を開始しました。これはグッゲンハイム・トレジャリー・サービスによって管理されるもので、ブロックチェーン上での短期企業金融の新たな道を開くものと期待されています。
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