世界最大の資産運用会社ブラックロック(BlackRock)が提供するトークン化米国債ファンド「BUIDL」が急成長を遂げ、6月11日時点で28.9億ドルに到達しました。
2025年3月に10億ドルに達してから、わずか90日足らずで資産額は約3倍に増加した形となります。
この成長の背景には、リアルワールドアセット(RWA)トークン化への関心の高まりがあります。特に注目すべきは、主要な資金流入元であったEthena Labsからの資金流入が3月26日に停止した後も、ファンドが力強い成長を続けている点です。
Ethenaの影響がなくなった後も3ヶ月弱で資産額は35%増加しており、これはブロックチェーン上で提供される規制された高利回り金融商品への根強い需要を示唆しています。
ファンドの好調な業績は配当金にも表れています。BUIDLの月間配当額は3月の417万ドル、4月の約790万ドルに続き、5月には1000万ドルを超え、3ヶ月連続で過去最高を更新しました。設立からの累計配当額は4300万ドル以上に達しています。
情報ソース:RWA.xyz
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