
伝統的な株式と債券のポートフォリオに資産の10%をビットコイン(BTC)として組み込むことで、投資効果が大幅に向上するという分析が注目されています。
A little Bitcoin goes a long way.
Over the past 12 months, adding just 10% Bitcoin to a 60/40 portfolio boosted risk-adjusted returns by 90%.
Same allocation to gold? Only a 51% improvement. pic.twitter.com/gftUhDuCgq
— ecoinometrics (@ecoinometrics) June 16, 2025
この戦略を採用したポートフォリオは、過去12ヶ月で90%という高いリスク調整後リターンを達成しました。これは同じ条件で金を加えた場合のリターン51%を大きく上回る結果です。
この背景には現代の経済環境の変化があります。これまでポートフォリオのリスクヘッジを担ってきた債券の有効性が、世界的なインフレや金融政策の不確実性が高まる中で低下していると専門家は指摘しています。
フィデリティ(Fidelity)などの専門家は、こうした状況下で国家の金融システムから独立して機能する「新たな価値保存手段」が重要になると分析。その筆頭として希少性を持つビットコインを挙げています。
今回の分析でビットコインが金と比較しても優れたリスク効率性を示したことは、ビットコインが貴金属などと並び現代の分散投資において重要な選択肢となりつつあることを示唆しています。
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