仮想通貨の根幹技術として重要な役割を果たすブロックチェーン。このブロックチェーンを活用して開発される分散型のアプリケーションをDAppsと呼んでいます。
以前はイーサリアムの技術を使って多く開発されていたDAppsですが、最近ではさまざまなアプリケーションプラットフォームで開発されるようになりました。結果として少しずつDApps=イーサリアムというイメージは変わってきています。
今回取り上げるDAppsもイーサリアムではなく、EOSのブロックチェーンを用いて開発されたDApps。この記事では、EOS系のDAppsであるEOS Knights(イオスナイツ)の概要や特徴、将来性について解説します。
DAppsについて詳しくはこちら
分散型アプリケーションdapps(Decentralized Apps)とは?
分散型アプリケーションdappsの課題と今後について
EOS Knights(イオスナイツ)の概要や特徴
EOS Knightsは、EOSブロックチェーンを用いて開発されたDAppsで、2018年6月にメインネット移行したEOS初のDAppsです。2018年8月のリリース当時は、ChromeとAndroidのみでベータ版がリリースされましたが、その後、ほかのウェブブラウザやiOSにも対応しました。
EOS Knightsのユーザー数は?
2018年11月現在、デイリーのユーザーは3,000人ほど。この数字は、元祖であるイーサリアムのDAppsを含めても、DAppsマーケット内で1,2を争う数字です。
EOS Knightsはどんなゲーム?
気になるEOS Knightsのゲームジャンルは、ダンジョンRPGと呼ばれるもの。プレイヤーは所有している自身のキャラを育成しながらダンジョンへと潜り込み、そこで貴重なアイテムなどを集めます。集めたアイテムは、キャラの強化などに使用可能。少しずつキャラが強化されていくことで、さらに難しいダンジョンへの挑戦が可能となり、そこではより貴重なアイテムを入手できます。育成したキャラでボスを撃破したり、プレイヤー同士の対戦に勝利したりするのが、ダンジョンRPGの目的です。
EOS Knightsの特徴は、だれでも親しみやすいゲーム性。バトルは基本オートで進行するため、ゲームに不慣れな人でも気軽に楽しめるでしょう。キャラ絵も日本人向けでポップなものとなっているので、人を選ぶゲームということもありません。
EOS(イオス)はどう使われている?EOSは稼げるの?
EOS Knightsでは、ナイト(Knight)・アーチャー(Archer)・魔法使い(Mage)の3種類のキャラからキャラの選択が可能。手に入れる際にはゲーム内通貨としてEOSが必要になります。
最低1キャラいればゲームは進行できますが、パーティーには3人のキャラを入れることができるので、可能なら最大の3人パーティーにしてプレイを進めましょう。人数が多ければ多いほど、ゲームを有利に進められます。
バトルで手に入れた素材や武器はマーケットで売買できるので、プレイを通じてEOSを稼ぐことも可能です。
EOS Knights(イオスナイツ)の将来性や懸念点
EOS Knightsは、公式サイトでロードマップが公開されています。ロードマップページでは、これまでのアップデート内容と、年内のアップデート予定を見ることが可能。かなり頻繁にアップデートをおこなっていることがわかります。
2018年12月には、
- ボスを含めた追加コンテンツ
- 高レベルのアイテムの開放
といったアップデートを予定。ゲームシステムやインターフェースの部分は完成されたゲームであるため、内容がともなってくればさらに認められていく可能性があります。今以上にユーザー数が増えれば、稼ぐチャンスもより増えるかもしれません。もしEOS Knightsで稼ぎたいということであれば、早めに始めておくのがおすすめです。
EOS Knightsの懸念点
一方で、懸念点もあります。それはおなじようなゲームがDAppsに多くあるという点。現時点では、ほかのゲームではなく、EOS Knightsを選んでプレイする理由がほとんどないのが現状です。このあたりは、今後アップデートを重ねていくことで、少しずつオリジナリティが出てくるところかもしれません。
とはいえ、DAppsの話題の中心が、EOS系のDAppsに移ってきているのも事実なので、いつ火がついてもおかしくないゲームでもあります。EOS初、さらにはマーケット有数のDAppsなので、今後の展開が期待されているDAppsだと言えるでしょう。
EOSに関連する記事
The post EOS Knights(イオスナイツ)でEOSは稼げる?特徴や遊び方を徹底解説 appeared first on Coin7 仮想通貨ニュースメディア.