
2025年5月31日、ビットコイン(BTC)の価格は103,800ドル前後で推移しており、イーサリアム(ETH)は約2,520ドル、ソラナ(SOL)は約155ドルで取引されています。世界の暗号資産時価総額は3.37兆ドルで、ビットコインのドミナンス(市場占有率)は約64.4%となっています。
本日注目の銘柄・プロジェクト
Yuga Labs、NFTプロジェクト「Moonbirds」を売却
人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」を手がけるYuga Labsは、NFTプロジェクト「Moonbirds」の知的財産を新興ゲームスタジオに売却したことを発表しました。
Moonbirds has been acquired by @ocapgames
Spencer and the team at Orange Cap Games are among the smartest, most detail-oriented builders in consumer crypto.
They put love, genuine craft, and a fair bit of neurotic perfectionism in everything they touch (ask @spencer to tell you… https://t.co/5ADNebM0wD
— Garga.eth (Greg Solano) (@CryptoGarga) May 30, 2025
売却先は、デジタルおよび物理的なトレーディングカードゲームを開発するオレンジキャップ・ゲームズ(Orange Cap Games)です。
オレンジキャップ・ゲームズは、MoonbirdsのIPに関する具体的な計画をまだ明らかにしていません。しかし、将来的に関連するオンチェーン資産を発行する際は、イーサリアムなどのレイヤー1チェーンかApeChain上で行うとしています。
メタ社、BTC保有を株主総会99%以上の反対で否決
メタ社は5月30日の年次株主総会で、企業の準備資産にビットコイン(BTC)を追加する株主提案を圧倒的多数で否決しました。
この提案は、メタが保有する720億ドルの豊富な現金の一部をインフレヘッジとしてビットコインに投資するよう求めるものでした。提案者は低調な債券リターンに代わる有効な資産としてビットコインを挙げましたが、投票結果は賛成が0.1%未満に留まり、成立には至りませんでした。
過去にはMicrosoftやAmazonでも同様の提案が否決されており、伝統的な財務管理体制を持つ大企業にとって暗号資産の導入ハードルは依然として高いことが示された形です。
ビットコイン、株式との非連動化なるか
Fidelityのグローバルマクロディレクター、ジュリアン・ティマー氏は、ビットコイン(BTC)が株式市場からデカップリング(非連動化)できれば、それは重要な節目になるとの見解を示しました。
The rising global money supply has not gone unnoticed by either gold or Bitcoin. Below we see that Gold is recovering from its brief correction as global M2 makes a new high at $111.9 trillion.
And Bitcoin, which lagged gold for a while as its Dr Jekyll split-personality took… pic.twitter.com/gu8fVzVPfA
— Jurrien Timmer (@TimmerFidelity) May 30, 2025
価値の保存手段として、ビットコインと金は今や同じ土俵に立っているとティマー氏は表現。リスク調整後のリターンを示すシャープレシオも両者は現在ほぼ同水準に収束しています。
しかし、ビットコインにとっての大きな課題は米国株との連動を断ち切ることであるとティマー氏は指摘。「もしビットコインが株式からデカップリングできれば、それは重要な節目となるでしょう」と述べ、この点が達成できるかどうかに注目が集まるとの考えを明らかにしました。
The post 【今日の暗号資産ニュース】ビットコイン2%下落、メタ社のBTC保有は株主総会の否決で実現ならず appeared first on CRYPTO TIMES