
暗号資産取引所コインベース(Coinbase)の株価が2021年11月以来の高値を更新する中、同社のCEOがビットコイン(BTC)を毎週購入していることを明かし、市場の注目を集めています。これにより、同社が本格的なビットコイン準備金を構築するのではないかとの観測が広がっています。
We’re buying more Bitcoin every week. Long #Bitcoin https://t.co/LleWBXGYTG
— Brian Armstrong (@brian_armstrong) June 26, 2025
コインベースのブライアン・アームストロングCEOは6月27日、「Long Bitcoin」戦略としてビットコインを継続的に取得していると公表。これが企業の財務資産としての準備金形成を目的とするものかは明言しませんでしたが、多くの憶測を呼んでいます。
過去に同社は、財務の安定性を理由に資産の大部分をビットコインに割り当てる案を見送った経緯があり今回の方針は大きな転換点となる可能性があります。
この動きは、トランプ・メディア社など他の米国企業が財務戦略にビットコインを組み入れるという大きな潮流の中で起きています。しかしこの戦略にはリスクも伴います。コインベースの調査責任者であるデビッド・ドゥオン氏は、企業によるビットコインの大量保有は関連企業の株価や暗号資産市場全体のボラティリティを高める可能性があると警告しています。
こうした議論と並行してコインベースの株価(COIN)は急騰しています。これは世界情勢の不安定さに対するヘッジとして暗号資産関連株への関心が高まる米国の市場心理を反映しています。
情報ソース:Coinbase
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