
仮想通貨業界の新たなベンチャー企業である「The Ether Reserve」がナスダック市場への上場を計画していることが明らかになりました。この上場はDynamix Corporationとの合併を通じて行われ、合併後の新会社は「The Ether Machine」と名付けられる予定です。
この取引により同社は16億ドル以上の資金調達を目指しており、仮想通貨業界における今年最大級の上場案件として注目を集めています。取引は2025年の第4四半期に完了する見込みで上場後は「ETHM」というティッカーシンボルで取引される予定です。
The Ether Machineは事業開始時点で貸借対照表に40万 ETH以上(現在約2160億円)を保有することを目指しており、これは伝統的な金融市場の投資家に対して仮想通貨への新たな投資機会を提供するものです。
会長就任予定キーズ氏が語るイーサリアムの優位性
合併後の新会社で会長に就任予定のアンドリュー・キーズ氏はかつてイーサリアム共同創設者であるジョセフ・ルービン氏と共に働いた経験を持つ人物です。キーズ氏はイーサリアムの最大の特徴として利回りを生み出す能力を挙げました。
さらにキーズ氏はステーブルコインが米ドルなどの資産によって完全に裏付けられることを義務付ける「GENIUS法」について触れ「GENIUS法の最大の受益者はイーサリアムである。なぜならステーブルコインの大部分がイーサリアム上に存在しているからだ」と述べ、規制が整備されることでイーサリアムの優位性がさらに高まるとの見解を示しました。*先日、トランプ米大統領がGENIUS法に署名し法案は成立しています。
記事ソース:Reuters
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