
イーサリアムの現物ETFに記録的な資金が流入しています。直近2週間で40億ドル以上が純流入し、市場ではイーサリアム(ETH)価格が年末までに1万ドルに達するとの期待が高まっています。
米国の現物イーサリアムETFへの資金流入は好調でブラックロック(BlackRock)のファンドが市場を牽引。現在、ETFが保有する資産はETHの総循環供給量の4%を超えました。対照的に、ビットコインETFからは資金が流出しており、投資家の関心がイーサリアムへ移行している可能性がうかがえます。
この需要の高まりを受け、資産運用会社ビットワイズは今後の需給バランスについて分析しています。ETFなどからの需要に対しイーサリアムの新規供給量が追いつかず、需要が供給を7対1の割合で上回る深刻な不均衡が生じる可能性があると指摘しています。
The Ethereum Demand Shock
A thread on why ETH’s price is rising and why it will continue to rise in the months ahead.
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— Matt Hougan (@Matt_Hougan) July 22, 2025
こうした見方はデリバティブ市場にも反映されており、年末までの1万ドル到達が約15%の確率で織り込まれています。
過去の上昇実績を踏まえれば非現実的な数字ではないものの、SECによるファンド内ステーキング承認の判断やマクロ経済の動向などリスク要因も存在します。1万ドル到達は可能性として浮上したものの、その実現は今後の展開次第と言えそうです。
情報ソース:SoSoValue
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