
AIとブロックチェーン技術の融合を目指す新プロジェクト「Theoriq」が自律型AIエージェントが経済活動を行う「エージェントエコノミー」の実現に向けた詳細な計画とその基盤となる独自トークン「$THQ」のトークノミクスを発表しました。また、これに伴いInfoFi(Information + Finance)プラットフォームKaito AIのCapital Launchpadにてパブリックセールが実施されることが明らかになっています。
We’re proud to be part of the first-ever batch of projects launching on the @KaitoAI Capital Launchpad! ⚡️
This next-gen platform combines Kaito’s Yap model with exclusive token access for engaged communities, a moment we’ve been building toward together for months.
Head to the… https://t.co/IkrFGecPxo
— Theoriq (@TheoriqAI) July 23, 2025
パブリックセールは日本時間2025年7月25日(金)午後9時頃に開始され、200万ドルの調達を目標としています。最小参加額は1,000ドル、最大参加額は100,000ドルです。今回のトークン評価額は7,500万ドルとされており、これは前回の資金調達ラウンド時の1億5,000万ドルから50%低い数字となっています。
購入したトークンの権利確定(Vesting)スケジュールはトークン生成イベント(TGE)での25%アンロック後、12ヶ月後に37.5%がアンロック、そして13ヶ月目から24ヶ月目にかけて残りの37.5%が配布される計画です。
Theoriqが提唱する「エージェントエコノミー」とは、複雑化する分散型金融(DeFi)の世界において、AIエージェントが自律的に学習・適応しながらオンチェーンで取引戦略などを実行する未来の経済圏です。Theoriqはこの構想を実現するためのインフラ「Alphaプロトコル」を開発しています。このプロジェクトはGoogle、Vector Institute、Teradata出身のAI専門家とConsensys、Gnosis、Goldman Sachsといった暗号資産や金融の分野で経験を積んだ専門家チームによって推進されています。
エコシステムの中心となる$THQトークンは総供給量が10億枚に固定されています。トークンの配分は以下の通りです。
- コア貢献者:24%
- 投資家:30%
- コミュニティ:18%
- 財務(トレジャリー):28%
$THQの主な役割はプロトコルの安全性を確保し、参加者のインセンティブを調整することです。AIエージェントはプロトコルを利用するために$THQをステークする必要があり、これによりネットワークの信頼性が保たれます。
一方、$THQをステークしたユーザーはプロトコル手数料やパートナープロジェクトからの報酬、追加のエミッション(発行報酬)などを受け取ることができます。さらに、ステーキングした$THQ(sTHQ)を一定期間ロックすることで「αTHQ」トークンが得られます。αTHQ保有者はより多くの報酬を得られるだけでなく、信頼するAIエージェントに自身の保有分をデリゲート(委任)することが可能です。デリゲートを行ったユーザーはエージェント固有のインセンティブに加え、プロトコル手数料の大幅な割引といったメリットを享受できます。
Theoriqは$THQトークンは単なるデジタル資産ではなく、AIが価値を創造し、DeFiへのアクセス方法を根本から変革する新しい経済システムへの参加証であると述べています。プロジェクトは今後、ステーキング機能のローンチを皮切りにセキュリティ強化、デリゲーション機能の実装へと段階的に開発を進めていく計画です。AIと暗号資産が融合する未来の金融インフラとしてTheoriqの動向に大きな注目が集まります。
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