
米大手暗号資産取引所のコインベースは、20億ドルの資金調達を目的とした転換社債の発行計画を発表しました。しかし、この発表を受けて同社の株価は下落しアナリストからも賛否両論の評価が示されています。
今回の資金調達は満期が2029年と2032年に設定された2種類の転換社債を、それぞれ10億ドルずつ適格機関投資家向けに私募形式で発行するものです。調達した資金は新規の企業買収や設備投資、運転資金といった一般的な企業目的に充てられる予定です。
この発表を受けコインベースの株価は時間外取引で2%以上下落。この背景には同社の直近の四半期決算がアナリストの予測を下回ったことも影響しています。
アナリストの評価も分かれました。一部アナリストはステーブルコインとの競争激化などを理由に、同社の株式評価を「中立」から「売り」に引き下げました。一方で別のアナリストは機関投資家向けサービスの拡大を評価し、「買い」の評価を維持するとともに目標株価を引き上げています。
情報ソース:Coinbase
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