
ブロックチェーンのオラクルネットワークを提供するチェーンリンク(Chainlink)は、米国の主要な株式やETF(上場投資信託)の価格データをリアルタイムで提供する新製品「データストリーム(Data Streams)」を発表しました。
この新製品はSPYやQQQといった人気ETFや、NVDA、AAPLなどの主要な米国株式の価格データを低遅延で37のブロックチェーンネットワーク上に直接配信します。これによりトークン化された株式取引や無期限先物といった金融商品の開発が可能になります。
データストリームは複数の情報源からデータを集約し、分散型オラクルネットワークを通じてブロックチェーン上に配信します。各データにはタイムスタンプが付与されており、市場の閉場時間に合わせて取引を自動停止させる機能も備えています。
チェーンリンクの最高事業責任者であるヨハン・エイド氏は「これはトークン化された市場にとって大きな飛躍です」と述べ、その重要性を強調しました。
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このサービスはGMXやKamino Financeといった主要なDeFiプロトコルに既に採用されており、現実世界資産(RWA)市場の成長を支える基盤技術として期待されています。
情報ソース:Chainlink
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