
カジュアル衣料大手のマックハウスは、社名を「ジーイエット」に変更すると発表しました。主力の衣料品事業に加えビットコイン事業を新たな収益の柱に育てる方針で業態転換の姿勢を明確にしました。
社名変更は9月17日の株主総会での承認を経て18日に実施される予定です。同社は「マックハウスの名称ではアパレル事業のイメージに限定されるため、事業領域を広げる姿勢を新社名で反映した」と説明しています。
この変革を資金面で支えるため同社は英領ケイマン諸島の投資ファンドであるEVO FUNDを引受先とする第三者割当増資も発表しました。約23億円を調達しビットコイン関連事業への投資などに充当します。
同社は新規事業の中核として、暗号資産のマイニング事業を位置づけています。7月にはマイニング事業を手がけるゼロフィールド社と連携し、米国での実証運用を開始することを決定していました。事業の背景として「収益インフラの再構築」を掲げています。
マイニング事業はテキサス州など電力コストが低い米国の複数地域で最新鋭の環境を構築し、早期の収益化を目指す計画です。同社はこれを単なるビットコインのマイニングに留めず、世界的に拡大するデジタル資産経済を支える中核的なインフラ事業と捉えています。
情報ソース:PR Times
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