
資産運用大手のVanEckは、イーサリアム(ETH)が価値の保存手段としてビットコイン(BTC)の強力な対抗馬になっているとの分析を発表しました。
主な理由としてインフレ率、収益機会、ガバナンスモデルの違いを挙げています。
VanEckの分析によると、イーサリアムはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)への移行後供給量が減少し、年率マイナス0.25%のインフレ率を記録しました。一方でビットコインの供給量は増加を続けており、希少性の面でイーサリアムが優位に立っています。また、ビットコインのセキュリティはマイナーへのインフレ報酬に依存するため将来的な課題を抱えていると指摘しました。
さらにイーサリアムはステーキングによって保有者が追加の収益を得られる機会を提供します。これはビットコインにはない大きな利点です。ガバナンスにおいてもイーサリアムはトークン保有者の意向が反映されやすい構造を持っており、マイナー中心のビットコインと対照的です。
VanEckはこれらの特徴から、イーサリアムが長期的に見てビットコインよりも優れた価値の保存手段となる可能性があると結論づけています。
情報ソース:VanEck
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