
ハーバード大学の基金を運用するハーバード・マネジメント・カンパニーが、大手資産運用会社ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」を1億1670万ドル相当保有していることが明らかになりました。
6月30日時点での保有状況を示すこの書類によると、ビットコインへの投資額は報告されたポートフォリオ(総額14億ドル超)の約8%を占めています。これは同基金が保有する金ETFの保有額を上回る規模であり、ビットコインが主要な資産の一つとして組み入れられたことを示します。
今回の開示はハーバード大学基金がこれまでの試験的な暗号資産への関与から、本格的かつ大規模な投資へと戦略を移行させたことを示す最も明確な証拠となります。同基金は2018年から暗号資産関連のベンチャーファンドへの投資を行うなど、以前からこの分野に関与していました。
提出された書類はHMCが運用する全資産の一部を反映したものですが、ポートフォリオにはマイクロソフトやアマゾンといった巨大ハイテク企業株も含まれており、ビットコインがこれらの優良株と並ぶ重要な投資対象として位置づけられたことがうかがえます。
情報ソース:SEC
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