
パナマ市のメイヤー・ミズラチ市長は、世界の主要な海上交通路であるパナマ運河の通行料をビットコイン(BTC)で支払う場合に割引を適用する提案を強く支持する考えを表明しました。
Brilliant idea. Hopefully the canal authority can share this vision.
— Mayer Mizrachi (@Mayer) August 7, 2025
このアイデアはエルサルバドルの大統領顧問であるマックス・カイザー氏によって提案されたものです。カイザー氏は法定通貨の代わりにビットコインでの支払いを奨励することで、パナマが海運交通から得られる年間約50億ドルの収益の一部を活用し戦略的なビットコイン準備金を構築できると主張しています。
ミズラチ市長による支持表明はパナマ政府の暗号資産に対する前向きな姿勢と一致しています。パナマ市は今年初め暗号資産の利用を正式に認める法律を可決しました。これにより金融取引における任意での暗号資産支払いが可能になり、関連サービス事業者に対するライセンス制度も導入されています。
「ビットコイン準備金」パナマ市長のX投稿に憶測広がる|準備金保有を示唆か
この割引提案がパナマ運河庁に採用されれば、パナマがビットコインを国家の経済戦略に組み込み、暗号資産における革新的なリーダーとしての地位を固めるための新たな一歩となる可能性があります。
The post パナマ運河、ビットコイン払いで通行料割引か|市長が支持を表明 appeared first on CRYPTO TIMES