
ステーブルコインUSDCを発行するサークル社は、複数のブロックチェーンにまたがるUSDCの残高を一つに統合する新サービス「Gateway」を発表しました。
Gatewayはスマートコントラクトとオフチェーンの認証サービスを組み合わせた仕組みです。利用者がサポートされているいずれかのチェーンにUSDCを預け入れるだけで、全ての対応チェーンで即座に資金を利用できるようになります。
このサービスにより取引所はチェーン間の資金移動に伴う遅延をなくすことができます。また、デジタルウォレットは統合されたUSDC残高を表示でき、DeFi(分散型金融)事業者は資本をより効率的に展開することが可能になります。
当初はイーサリアムやArbitrum、Avalancheなど7つのチェーンに対応します。
Gatewayの発表はUSDCの利便性を高めるサークル社の戦略の一環です。同社は今年4月に紛争解決システムを導入したほか、2025年9月から12月にかけて企業向けブロックチェーン「Arc」の公開テストネットを開始する予定です。
情報ソース:Circle
The post チェーンの壁を破壊、USDC新サービス「Gateway」とは appeared first on CRYPTO TIMES