シカゴ・オプション取引所(CBOE)はVanEck社とSolidX社と米証券取引委員会(SEC)に提出したビットコインETFの申請を撤回した。SECに23日に提出された申告書類で明らかになった。SECは昨年12月に、承認関する最終判断を本年の2月27日まで延期していた。
最有力と見られていたCBOEのビットコインETFが承認される可能性が後退したことは、ビットコイン市場にとり、打撃となる可能性がある。一部のビットコイン強気派は、ビットコインETFの実現を織り込んできた。一方で、複数関係者から今回の申請取り下げは政府機関閉鎖により審議の継続が困難であることが理由だと伝わっており、あくまで一時的な取り下げに過ぎないとの見方も強い。
報道を受けて、仮想通貨ビットコインは3600ドル付近から3522ドルまで下落した。
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