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FXcoin松田氏 2019年の仮想通貨相場を予想 「ルール整備の1年」のビットコイン(BTC)

2018/12/28 14:10
FISCO

FXcoinのシニアストラテジスト松田康生氏が26日、来年の仮想通貨相場の見通しを発表し、来年12月にビットコイン(BTC)は65万円、リップル(XRP)は80円、イーサリアム(ETH)は4万円になると予想した。

ビットコイン(BTC)
松田氏は、来年のビットコイン相場について、ビットコインキャッシュの分裂騒動に端を発した過度な悲観相場から脱すると予想。顧客保護や不正防止、証券法制など「2019年はルール整備の1年」になるとみており、6月に福岡で開催されるG20(主要20カ国・地域首脳会議)を経て本格化すると指摘した。

また、市場が注目する 「ETFの承認や機関投資家の本格参入による上昇は2020年」と予測した。米証券取引委員会(SEC)は先日、米運用会社ヴァンエックと金融サービス企業のソリッドXが、取引所Cboeと組んで申請中であるビットコインETFの可否判断について、2019年2月27日まで延期した。一方、機関投資家の参入が本格化することを期待する声は出ているものの、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどウォール街が仮想通貨に興味を失いつつあるという報道も出ている。

さらに松田氏は、「過去のパターンから本格的上昇相場に転じるのはピークから2年後」とも指摘した。

リップル(XRP)

松田氏は、時価総額2位のリップル(XRP)について、銀行間の決済システムxRapid導入により次世代送金で一歩抜け出したと指摘。銀行間でXRPの利用が拡大すると見込んでいて、「2019年はXRP、仮想通貨による海外送金元年となるであろう」と予想した。リップル社は、XRPの利用が義務となるxRapidも10月に商業利用がスタートしたと発表している。

また松田氏は、リップルが分散型台帳技術開発企業R3と和解したことについて触れ、今後はR3が得意とする「トレードファイナンスや証券決済にXRPが使用される可能性が出てきた」と指摘。さらに「XRPのアキレス腱である証券問題に目途がつけば、大きく値を上げると考える」と述べた。SECは、XRPが証券かどうかについて未だに見解を発表していない。

イーサリアム (ETH)

現在時価総額3位のイーサリアム (ETH)について松田氏は、「力強い回復を見せる」と予想。次のように理由を説明した。

「2019年には多くのイーサリアムベースのプロジェクトがローンチされ、ワールドコンピューターとして不動の地位を保つと予想される」

同氏は、ステーブルコインの代表格テザー(USDT)に対して信用不安が生じる中、新たに発行された多くのステーブルコインがイーサリアムベースであることが「その証左」と指摘した。また、イーサリアムのスケーラビリティーを解決するためのethereum1.xが6月に予定されていることにも注目している。

今年は、トークンを使った資金調達であるイニシャル・コイン・オファリング(ICO)市場が低迷したことから、イーサリアム (ETH)に売り圧力が高まった。松田氏は、来年、「各国のICO規制が出揃い、順法なSTOとして新たな調達が再開すれば、年末にかけて順調に値を戻していく」と予想した。

ICO復活によるETH価格上昇を予想する専門家は他にもいる。先日、仮想通貨取引所ビットメックス(BitMEX)のアーサー・ヘイズCEOが、コインテレグラフ日本版の取材に答え、ICO市場が復活するとともにETHはすぐに200ドルを試すだろうと予想した。

松田氏は、ドイツ銀行の元トレーダー。現在は、日本の仮想通貨交換業のスタートアップFXcoinで、投資家向けに仮想通貨のマーケット情報を伝えている。

(記事提供:コインテレグラフ日本版)
コインテレグラフ日本版は世界中で読まれている仮想通貨ニュースメディア大手「Cointelegraph」の日本語版です。新聞社やTV局出身者で構成される編集部が海外チームと連携しながら、仮想通貨相場を動かすニュースを発信し続けています。

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配信元: FISCO 株・企業報

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