スイス・チューリッヒ拠点のプライベート・バンク大手ジュリアス・ベアが仮想通貨資産サービスの提供へ向けて、スイスの仮想通貨銀行SEBAへの出資と共に同社とパートナーシップを締結したと26日に発表した。
SEBAは2018年4月にスイス・ツークを拠点に設立され、仮想通貨を取り扱う銀行としてスイス金融市場監督局（FINMA）へ銀行免許を申請している。ジュリアス・ベアは2018年の初期段階からSEBAに少額投資を行っていたが、より「密接な協力関係」を持つことに合意したとしている。
ジュリアス・ベアはSEBAのプラットフォームを利用して、仮想通貨のカストディ（保管）、取引、資産運用などのサービスへ乗り出すとしている。
ジュリアス・ベアのマーケッツ部部長のPeter Gerlach氏は、「ジュリアス・ベアは、デジタル資産は投資家のポートフォリオの合法的で持続可能（サステイナブル）な資産クラスになると確信している。 SEBAへの投資と強力なパートナーシップの締結は、我々がデジタル資産分野へ関与すること、また先駆的なものを顧客が利益のために提供できるよう努力している証だ」と発言している。
＜SI＞
スイス大手プライベートバンク、仮想通貨サービスの提供へ【フィスコ・ビットコインニュース】
2019/02/27 12:58
FISCO
