ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

仮想通貨取引所バイナンス、顧客の身元確認など強化へ コンプライアンス体制を一新【フィスコ・ビットコインニュース】

2019/03/27 16:48
FISCO

大手仮想通貨取引所バイナンスは米時間26日、米リスクマネジメント企業IdentityMindとの提携を発表し、データ面のセキュリティやAML(アンチマネーロンダリング)やKYC(Know Your Customer=身元確認)などのコンプライアンスを強化していく方針を明らかにした。

IdentityMind社は米国のレグテック(RegTech)企業で、オンライン企業のリスク管理やデータのコンプライアンスを自動化するプラットフォームを提供している。

プレスリリース内にはIdentityMindとの提携を通じて「バイナンスのグローバルオペレーションにおける既存のデータ保護手段やコンプライアンスを向上していく」予定だ。

今回バイナンスがAMLやKYCを強化した事でどのような影響が出るのか?

これは、仮想通貨取引所としてIdentityMind社が提供する「世界的なKYCとAMLの基準」を適応することで、共通基準の適応による犯罪率や不正利用率の低下につながる可能性がある。業界健全化に向けて前向きな動きだと言えるが、利用企業や個人への厳しい審査基準が適応される可能性もあるため、適応範囲の把握は重要となるだろう。

今回の提携で強化される具体的な内容が明らかとなっていないことから、個人のバイナンス登録や利用への影響が多大か、軽微かは判断ができない状況にある。

ただ、マネーロンダリングや不正取引を行う個人を特定する精度の向上が進む事は間違いなく、KYCが無い状態で利用するユーザーや偽情報で登録するユーザーへの影響は強化されていくと考えられる。業界の進む道としては良い方向へ進む事を意味する。

また、各国の規制遵守における面のみに限らず、データ保護の強化も期待できるのは未だにハッキングが発生していないことで定評のあるバイナンスに対する信頼性を向上させるとの見方もある。

金融機関からの信頼性向上へ
今回の発表に関してバイナンスのCCOであるSamuel Lim氏は以下のように述べた。
「バイナンスとIdentityMindの提携は我々のコンプライアンスを強めていくだけではなく、ブロックチェーン業界に貢献する我々のコミットメントも強めるものだ。我々が運営する各国の規制を遵守しながら、セキュリティーシステムを常に強化していきたい。目標は世界中の金融機関からの信頼を強めることである。」

またIdentityMind社のCEOであるGarrett Gafke氏はこう言及した。
「目紛しく発展を続けれる(仮想通貨)市場がもたらす課題だけではなく、バイナンスの膨大な取引量と急速な拡大計画においてコンプライアンスはさらなる課題となっていく。引き続き(バイナンスが)世界中でさらに多くのユーザーに安全で規制に遵守した形でのサービス継続を可能にするツールを提供できて嬉しい。」

さらに今回の提携に関して、バイナンスCEOのCZ氏はツイッター上で以下のようにコメントしていた。
「成功の秘訣、それはバイナンスが世界で最も自主規制されている(仮想通貨)取引所だからだ。」

先週米国の仮想通貨企業BitWiseから公開された仮想通貨市場に関するレポート>にはバイナンスが実際の日間取引量に最も近い出来高を報告している主要取引所として含まれていた。

しかし上述した10の取引所においてバイナンスは唯一、米FinCENからのMSBライセンスと米ニューヨーク州が発行するビットライセンスを取得していない。

そのような中で今回バイナンスが米国リスク管理企業と連携してコンプライアンスを重要視している姿勢が伺える重要な発表だと言えるだろう。

(記事提供:コインポスト)
CoinPost(コインポスト)は、日本最大級の仮想通貨・ブロックチェーン総合情
報メディアサイトです。国内外の情報を迅速に捉え、考察も含めたオリジナル記事を配信しています。

<SI>

配信元: FISCO 株・企業報

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

25/10/05 (日) 16:30

ビットコインETF週間流入32.4億ドル、史上2番目の規模を記録

米国の現物型ビットコインETFへの先週の資金流入が32.4億ドル(約4,777億円)を記録し、2024年1月の承認以来、週間流入として史上二番目の規模となりました。この記録的な流入と共にビットコイン価格は一時125,70...

25/10/05 (日) 15:30

ビットコイン、史上最高値を更新|年末20万ドル突破の可能性も?

2025年10月5日、ビットコイン(BTC)が今年8月の過去最高値を再び更新しました。同通貨は一時125,700ドルまで上昇を見せています。この価格は前年同日の62,000ドルから約102%上昇しており、暗号資産市[&#...

25/10/04 (土) 20:30

予測市場ポリマーケット、高市氏勝利を見抜けず|次期首相予測で大外れ

暗号資産を利用した海外の予測市場「ポリマーケット(Polymarket)」が日本の次期首相をめぐる予測を大きく外し、話題を呼んでいます。市場は選挙戦の大半で小泉進次郎氏の圧倒的優位を示していましたが、実際には決選投票の[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/11/06 (木) 09:01

2025年11月6日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月6日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはDEP Coin、下落率トップのはOMG Networkでした。なお、過去7日間において、 Internet Computer が +97.44%と大きく上昇。

25/11/05 (水) 09:01

2025年11月5日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月5日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはInternet Computer、下落率トップのはEthereumでした。なお、過去7日間において、 Internet Computer が +71.41%と大きく上昇。

25/11/04 (火) 09:01

2025年11月4日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

11月4日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはTezos、下落率トップのはCosmosでした。なお、過去7日間において、 Internet Computer が +24.81%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能