マネーフォワード<3994.T>が大幅続落し、株価は一時14.3%安の4070円まで売られた。15日取引終了後、19年11月期の第1四半期(18年12月~19年2月)連結決算を発表。売上高は13億9700万円(前年同期比54.3%増)と大幅増収を確保したものの、営業損益は9億8400万円の赤字(前年同期1億2300万円の赤字)、最終損益は11億5400万円の赤字(同1億2800万円の赤字)と赤字幅が大きく拡がった。これが嫌気される形で大きく売り込まれる展開となった。
外部環境の変化や体制整備にかかるコストが上昇したため、仮想通貨関連事業への参入延期と交換業者登録に向けた手続きの中止を決議した。特別損失として、第1四半期連結会計期間に、事業整理損6140万円を計上している。加えて、連結子会社のmirai talkも事業縮小に伴う実店舗閉店などにより特別損失1253万円を計上し、赤字幅を拡大させた。
出所:minkabuPRESS