マイクロソフトが、コーヒーのチェーン店大手スターバックスとブロックチェーン・ソリューションを利用したコーヒーのサプライ・チェーンの追跡を含む一連の新技術に関して提携を行うと発表した。
主な取り組みは、ドライブスルー等におけるコーヒー注文に関する新技術の適応、コーヒー豆が消費者に供給されるまでのサプライ・チェーンのブロックチェーン追跡、供給されるコーヒー一杯一杯のすべてについて利用された豆の種類と温度、水質のデータを収集するスマートマシーンの導入に関するものとされている。
サプライ・チェーンの追跡では、コーヒー豆が収穫された農場からスターバックスの各店舗にストックされるすべての過程において変更点などすべての製造工程の記録をすべてブロックチェーンに記録された状態で追跡可能として透明性を向上させることが目的だ。
スターバックス社は昨年、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社インターコンチネンタル取引所(ICE)が設立した仮想通貨関連事業バックトにおける仮想通貨決済の開発に関わることを明らかにしており、近い将来に仮想通貨決済を導入するのではないかと期待視する声も聞かれている。
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