米大手仮想通貨取引所コインベースが、時価総額5位のEOSのサポートを開始したことが、30日に発表されました。
EOSの取引は英国とニューヨーク州以外で可能とのことです。
手数料無料、迅速取引のEOS
EOSは主要仮想通貨の一つであり、市場時価総額は80億ドルを超えます。
EOSは分散型アプリ開発のプラットフォームとして知られており、手数料無料や取引スピードの速さなどの利点を持ち、イーサリアムのライバルでもあります。
EOSは現在下落しているものの、5月全体では60%以上のプラスで推移しています。
6月1日にはEOSの開発会社が一大イベントを計画しているとのことで、それが意識されている可能性もあるとのことです。
コインベースは2月にXRPを、最近ではステーブルコインDaiとUSDコインのサポートを開始しています。
また、5月始めに、仮想通貨の少額決済に関する教育プログラムである”Coinbase Earn”を100カ国で展開すると発表しました。
コインベース上場の影響
コインベースは2014年から取引所を運営しいます。
当初は少ない銘柄しか上場できませんでしたが、昨年の秋に上場基準を変更し各国の規制範囲内で大幅に取り扱い通貨を増やしていく方針を打ち出しました。
この結果、以前は取引所への上場が通貨価格の急騰の材料となっていましたが、コインベースの上場基準が拡大されたことで最近では、価格への影響は少なくなったと言います。
しかし、大手取引所で上場することは通貨の取引高増加や信頼性の強化につながる可能性は依然高く、今後もどのアルトコインがコインベースで上場するのかは注目すべき点とのことです。
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