機械学習を用いたブロックチェーンセキュリティを提供しているAnChainが、EOSのギャンブル系DAppsトランザクションの75%近くがボットによるものであるとする調査結果を発表しました。
AnChainの調査によれば、EOSネットワーク上のボットの影響はDAppトランザクション数だけに止まらず、ギャンブル系DAppsを利用しているアカウントの51%もボットであるといいます。
EOSはDAppデベロッパーがストレージ代金を払うことでトランザクションの手数料を省いているため、ボットのスパミングにかかるコストは他のプラットフォームに比べ大幅に小さいといえます。
エコシステムの維持に必要なユーザー数の獲得には、EOSだけでなくまだ未熟なDApp市場全体が苦しんでいます。
ギャンブル系DAppsはトランザクションボリュームを膨らませるのには最適で、EOSではボリューム全体の約65%がギャンブル系DAppsによるものとなっています。
分散型ネットワーク上でのボット検出技術は日々進歩していますが、ボットの大幅な撲滅には市場全体の成長も含めまだまだ多くの課題が残っているようです。
記事ソース: AnChain
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