イーサリアムの共同設立者であるGavin Wood氏が立ち上げたスタートアップ企業ポルカドットがトークンセールを実施したとのことです。
50万DOTの販売 調達額は65億円と推定
ポルカドットを共同で立ち上げたWeb3財団(W3F)は、50万DOTの販売を明らかにしていますが、資金調達額は明らかにしていません。
Web3財団は今回、総トークン供給量の5%を販売したとのことで、Wall Street Journal によると、ポルカドットの経営陣は6000万ドル(約65億円)を調達したと予想されています。
今年第三四半期にネットワーク立ち上げ予定
ポルカドットはWeb3財団とパリティ・テクノロジーズによって開発され、ビットコインをはじめ様々なブロックチェーンとその他の分散型仮想通貨プラットフォームネットワーク間の相互運用を高めることを目指しています。
Gavin Wood氏は、次のように述べています。
「私は、これほど多くの関心がポルカドットに集まっていることに感動しています。我々は何か新しいことを探求する活力にあふれています。この成功をもとに、W3Fチームが資金を有効に活用しポルカドットだけでなくさらに巨大なweb3.0のエコシステムをサポートしていくことを、目指していきます。」
Web3財団は、ネットワークを今年の第3四半期の立ち上げを目指しているとのことです。
出資企業として名を連ねているPlaceholderのパートナーであるChris Burniske氏は、次のように述べています。
「我々は仮想通貨の世界に新しい体験と創造の分野を提供します。ポルカドットが堅牢なエコシステムとなるだけでなく、仮想通貨業界全体の基盤となるネットワークになるために開発を推進しています。」
Web3財団は、2017年10月にもパブリックセールを通じて供給量の半分にあたるトークンを販売し、145億ドルの調達に成功しています。
今年5月には、店頭取引(OTC)を通じて仮想通貨ファンドや投資家向けにディスカウント価格で販売されているとの報道もされています。
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