米国内に5,000店舗を展開する世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート(Walmart)」が、ステーブルコインの発行を計画している可能性があることがわかりました。
8月1日に米国特許商標庁(USPTO)に提出された内容によると、同社は米ドルに連動したステーブルコインの発行を予定しており、「ウォルマートが選択した小売業者やパートナー業者でのみ使用可能になる」という旨も記載されています。
ステーブルコインと法定通貨間の両替は、実店舗で手数料無料で簡単に行えるようになるとのことです。
ウォルマートの独自通貨はFacebookが主導する仮想通貨プロジェクト「Libra」同様、法定通貨などに紐づいたステーブルコインであり、金融包括の達成を目的としている点もLibraと似ています。
独自通貨を使ってのウォルマートでの買い物においては、アルコールやタバコ、成人向けのDVDなどに購入制限が設けられる予定です。さらに、コインを保有することで利子を稼げる可能性も指摘されています。
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