マネックスグループのマネックスクリプトバンクは、仮想通貨やブロックチェーンに関わる企業やプロダクト、トークン、日次のニュースなどのデータが網羅されたデータベースサービス『LOOKBLOCK』の事前登録を開始した。
LOOKBLOCKでは、主要トークンの格付チェック機能、業界動向の分析レポート、企業やサービスの検索機能、重要ニュースのキュレーションなどのサービスを提供する予定だ。
トークン格付けや業界動向レポート
国内外の主要なトークンはマネックスの独自分析によって格付けされる。これまでトークン格付けは中国のCCIDやアメリカのTokeninsightなどがあったが、LOOKBLOCKは日本の大手企業による新規参入となる。
また、日本国内の業界動向をまとめたレポートを定期発行する。レポートは国内企業 (329社)、国内メディア (65媒体)、国内サービス (281)、国内取引所 (16社)、国内外トークン (103)の調査を根拠にしたものとなる。

出典:https://cryptobk.jp/pdf/20190806_lookblock_report.pdf
その他、業務提携先や委託先をリスティングする用途や、ニュースの深堀り情報を取得するためのキュレーションサービスとしての利用も想定している。
仮想通貨情報をフロー型からストック型へ
LOOCBLOCKをリリースする背景として、仮想通貨の多くの情報が一点的なフロー型に偏っており、情報を網羅的かつ継続的に分析できるツールがなかったことが挙げられる。
こうしたフロー型情報の氾濫は後発のブロックチェーン企業にとっては情報取得の観点で不利になり得る。そのためLOOCBLOCKは安価で効率的・安定的に情報を取得できるストック型のサービスを目指す。
今後はβ版の運営を通じてユーザーフィードバックを得ながら新機能の追加を検討していく。
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