イギリスのタブロイド紙ミラーにて、仮想通貨取引所のエンジニアが給与の全額をビットコインで受け取ることを決めたという記事が掲載されました。
今回、給与を全額ビットコインで受け取っていることを明らかにしたのは、イギリスの仮想通貨取引所コインコーナー(CoinCorner)のエンジニアであるザック・レイキン氏です。
レイキン氏は、ビットコインのユースケースを示すという目的で始めたようで、「ビットコイン業界のエンジニアとして、自分のノードを実行してネットワークに貢献するだけではなく、本来の目的である電子マネーという形でビットコインを使うことが重要だと思っている」と述べています。
レイマン氏によると、仮想通貨決済ができるオンラインストアは数多く存在する上、自身が取引所に勤めているため、法定通貨への交換時に手数料が掛からないというメリットがあるようです。
自宅の家賃や飲食店でのビットコイン払いができないことや、現金に変換するために数時間かかることがある点がデメリットとしてあるようですが、これは今後、ビットコイン対応のお店が増えていくことで解消されていくだろうと同氏は考えています。
日本では、昨年2月にGMOが給与の一部ビットコイン払いを始め、昨年8月には、大手取引所のバイナンスが、従業員の多くがバイナンス発行の仮想通貨BNBで給与を受け取っていることを明らかにしています。
The post イギリスの仮想通貨取引所に勤めるエンジニア、給与の全額をビットコインで受け取ることを決意 appeared first on CRYPTO TIMES