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タイの税関当局が、IBMのブロックチェーンソリューションの1つである「トレードレンズ」を使用して、同国の港湾から出荷されるコンテナを追跡することを明らかにしました。
トレードレンズは、IBMのブロックチェーン技術を使用し、温度制御情報やコンテナ重量等のセンサー計測データを含む、サプライチェーン上の情報をリアルタイムに共有できるプラットフォームです。
プライバシーや機密性を損なうことなくトランザクションを確立・共有できるよう設計されており、出荷情報の追跡や情報共有の効率化が図れるとして、運送会社、海運、フォワーダー、港湾運営者、ターミナルオペレーター、内陸輸送、税関当局といった組織での活用が想定されています。
またトレードレンズは、ASEANの中では既にシンガポールで導入されており、日本でも、大手海運業者オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)が7月に参加することを発表しています。
IBMタイのインドシナ担当であるパタマ・チャンタラック氏は、「トレードレンズは、タイ税関局に自動で変更不可能な追跡ツールを提供し、メンバー間でリアルタイムに情報を共有でき、さらに安全で透明性が高く効率的で簡素化された業務フローをもたらすだろう」と述べました。
同氏によれば、まずは同国チョンブリー県にあるレムチャバン港に導入し、その後バンコクの港にも導入予定としています。
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