中国人民銀行(PBC)のYi Gang総裁は24日、中国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)はさらなる研究が必要で、ローンチまでの予定は現在明確には立っていないことを明かしました。
同氏は、CBDCの「流通貨幣(M0)を代替する」目的は依然変わらないとした上で、PBCは研究や実証実験、リスク管理などにまだ時間が必要だとの見解を示しました。
中国のCBDCは、PBCが発行母体となり、商業銀行や大手企業(アリババ、テンセントなど)が流通を促進すること、ユーザーは銀行口座なしで送受金ができることなどがこれまでの情報で明らかになっていました。
今年11月にもローンチされると噂されていたCBDCですが、今回先延ばしとなったことで、通貨の仕様などが今後大きく変わる可能性も考えられます。
記事ソース: Global Times
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