フェイスブック開発のブロックチェーン「Libra(リブラ)」の共同開発者であり、専用ウォレット「Calibra(カリブラ)」の代表も務めるDavid Marcus氏は25日、「リブラを開発する理由」を自身のMediumに投稿しました。
その投稿で同氏は、SMT規格が異なるサーバー間でのEメール通信を可能にしたように、リブラはSWIFTやRT1などの異なるペイメントネットワーク間を繋げるインターオペラブルなプロトコルとして機能すると述べました。
これに対し、Ripple(リップル)で最高技術責任者(CTO)を務めるDavid Schwartz氏は、リブラのホワイトペーパーにはインターオペラビリティプロトコルに関する詳細な記述が見られないことを指摘しました。
The Libra whitepaper doesn't outline an interoperability protocol – it's just yet another siloed network under the purview of the Libra Association. @interledger on the other hand is a true protocol that really enables interoperability between diverse networks. https://t.co/u8l4jtXOfB
— David Schwartz (@JoelKatz) September 25, 2019
Marcus氏の投稿の読者の中にはリブラとリップルの競合性を感じた人も多く、Schwartz氏のツイートには「類似プロジェクトとどう競争していくか」という質問が相次ぎました。
これに対しSchwartz氏は、ステーブルコインと暗号通貨は確かにマーケットシェアやユースケースの取り合いになると予測した上で、業界全体の急速な成長が続いている限りはこのようなシェアの上下はそこまで気にしていないと述べました。
記事ソース: David Marcus Medium
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