ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

BTC下落要因「Bakktの売り持ちとBitMEX」=JPモルガン戦略アナリスト【フィスコ・ビットコインニュース】

2019/09/30 09:59
FISCO

米最大手投資銀行JPモルガン戦略アナリストは、24〜26日のBTC大暴落を引き起こした要因を分析し、可能性の高い2つのポイントを投資家向けの報告書で明かした。

米最大手投資銀行JPモルガンの戦略アナリストは、24〜26日のBTC大暴落を引き起こした要因をBakktやBitMEXに関連したものだと分析した内容を投資家向けの報告書を公開した。当時のビットコイン価格は、10,200ドルから7,700ドルまで下落し、一時的にパニック状態に陥っていた。

報告書では、JPモルガンの戦略アナリストNikolaos Panigirtzoglou氏は、2つの理由をあげて説明を行なっている。

1.BakktでのBTCショートポジション
多くのアナリストやトレーダーは23日より開始したBakktの現物決済ビットコイン先物の出来高の少なさが相場下落の要因と見ていたが、Panigirtzoglou氏は出来高ではなく、機関投資家の取ったポジションがショートポジションに偏っていたことで、下落を引き起こしたのではないかと指摘している。

Bakktでは、現物決済を利用したショートポジションをとる場合、Bakktウェアハウスに現物BTCを入金する必要がある。大手採掘業者や大口ホルダーなどいわゆる「クジラ」がヘッジするために、Bakktの先物でビットコインをショートしていた可能性が高いと説明した。なお、Bakkt月間契約の一週間目の出来高は、559BTCで初日以来増加傾向にある。

2.BitMEXのロングポジション解消
Panigirtzoglou氏は、BitMEX上のロングポジション解消も市場に大きく影響したと見ている。「BitMEXで、長く持ち続けられていた大量のロングポジションを清算する動きが確認されたが、CME先物の方では同様の現象は起きていなかった。」と説明した。

BitMEXのSQ日に向けた動向は、当時の市況でも注目されていたトピックだ。データ分析企業CryptoQuantも、暴落の要因をBitMEXにおけるスプレッドの急拡大や約7億ドルに及ぶ大量清算に起因する可能性が高いとしている。また、これらの動向から、BitMEXウォレットからのBTC大量流出は、相場におけるボラティリティ(価格変動性)急上昇の「先行指標」として機能する可能性があると指摘している。
仮想通貨分析企業Arcane Cryptoは、CMEのBTC先物SQ日とビットコインの現物市場の相関性を調査した結果、ネガティブかつ大きな影響をもたらしているとの結論を報告した。

先物SQ実施日の約8割では、現物市場のビットコイン価格が下落している状況があるとした。先週の市場急落も、今月のSQ日にあたる9月28日0時の約2日前のタイミングであり、同じ傾向が確認されている。
(参考:ブルームバーグ)

(記事提供:コインポスト)
CoinPost(コインポスト)は、日本最大級の仮想通貨・ブロックチェーン総合情報メディアサイトです。国内外の情報を迅速に捉え、考察も含めたオリジナル記事を配信しています。

<SI>

配信元: FISCO 株・企業報

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/05/01 (木) 14:00

リップルは英国で何を狙う?幹部が語る「巨大な機会」と規制整備への期待

暗号資産決済企業リップル社のマネージングディレクター、CassieCraddock氏が、英国政府が最近公表した暗号資産関連法案の草案を評価し、同国市場に「巨大な機会」があるとの見解を示しました。規制整備への前向きな動き[...

NEW25/05/01 (木) 14:00

リップル、Circleに50億ドル買収を提案するも決裂|CircleはIPO準備中

リップル社が、大手ステーブルコインUSDCの発行元Circle社に対し、過去に最大50億ドルでの買収を提案したものの、提示額が「低すぎる」と拒否されていたことが判明しました。ステーブルコイン市場での影響力拡大を狙った動き...

NEW25/05/01 (木) 00:00

SEC、PayPalのステーブルコイン「PYUSD」調査を執行措置なしで終了

米証券取引委員会(SEC)は、決済大手PayPalのドル連動ステーブルコイン「PYUSD」に関する調査を、執行措置を取らずに正式に終了しました。これはPayPalの最新の四半期報告書で明らかになったもので、2023年11...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/05/01 (木) 09:01

2025年5月1日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

5月1日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはVeChainThorでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +23.29%と大きく上昇。

25/04/30 (水) 09:01

2025年4月30日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月30日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはMIOTAでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +26.10%と大きく上昇。

25/04/29 (火) 09:01

2025年4月29日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月29日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはFlare、下落率トップのはUniswapでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +41.80%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

関連通貨

通貨名 価格 24H変動比
BTC/JPY 13,733,500 +171,819 (1.27%)
BTC/USDT 95,080.00 +190.08 (0.20%)

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能