暗号資産モナコインのウォレットサービスMonappyを運営するIndieSquareは、2018年9月に発生したモナコインの不正流出を受けてサービスを停止していましたが、10月7日よりサービスを再開することになったと発表しました。
同社は、2018年9月、ホットウォレットに保管されていた全てのモナコインが不正に出金されたことを発表しました。
その後サービスを停止しており、同年11月、安全性について問題がないことを確認後、具体的な再開時期を公表しサービスを再開するとしていました。
被害額全額を補償、セキュリティ対策を強化
サービス再開に際して、被害額全額を補償するとしており、セキュリティ強化のためのシステムやサーバーの設計、監視体制の見直しを実施したとのことです。
具体的な対策としては、不正アクセスを事前に遮断するためにサーバー間のアクセス権限の強化を実施したほか、モナコインを安全に管理するため、コールドウォレットの比率を高めたとのことです。
また、社内モニタリング体制の構築も実施したとのことです。
10月7日よりMonappyへのアクセス可能な人数を段階的に増加させて順次サービスを再開
するとしており、最終的には約1〜2週間程度で全てのユーザーが利用できるようになるとのことです。
今後は、2020年4月から施行される改正資金決済法に合わせて、ホットウォレットを廃止していく方針を明らかにしています。
Monappyはモナコインを入金・保管することができ、無料送金やメッセンジャーとしての利用も可能な高機能のウォレットサービスとして注目を集めています。
モナコインで様々なアイテムを売り買いできるMonappy Payments やゲーム配信のMonnappy Streamviewなど、様々なコンテンツを提供しています。
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