本日11月7日から8日に、国際送金技術を開発するブロックチェーン企業リップルが年に1度の大型カンファレンスのイベントSWELLを開催します。
3回目の開催となるSWELL
SWELLとは2017年に米リップル社の主催で始まりました。
3回目の開催となる今年のSWELLは初のアジア地域、シンガポールで開催されます。
初年度はカナダのトロントで、2018年は米サンフランシスコで開催されました。
2018年にはビル・クリントン元大統領が講演するなど、重要人物が招待されています。
今年も、インド準備銀行元総裁や、東南アジア銀行最大手のDBSグループのCEOであるピユシュ・グプタ氏、米送金大手のマネーグラムのCEOであるアレクサンダー・ホームズ氏などの重要人物が登壇する予定とのことで、大きな注目を集めています。
マネーグラムのCEOホームズ氏は、数日前に開かれた第三四半期の決済説明会で、今後さらにリップルとの協力を拡大する方針を明らかにし、リップルと新しいサービスの開発を進めていることを示唆したことから、今回のSWELLではより具体的な構想が発表されるのではと期待されています。
開幕当日の今朝、リップルは最新の公式記事をツィッターで公開しました。
リップルネットの参加企業は300社を超えたことや、リップルネットの取引が前年比で10倍の成長率を記録したことなどを報告しています。
市場の反応
2017年と2018年のXRPチャートで見ると、大きな価格上昇が確認されたのは3回で、このうち最もSWELLが意識されたと思われるのが2018年です。
当時は、xRapidの商用化がSWELL前に囁かれており、XRPの利用拡大への期待が増大したことによる上昇と言えます。
出典:https://coinpost.jp/?p=116423
過去2回のSWELLの時とは異なり、イベントに向けた著しい価格上昇が見られませんでした。
ある程度リップルの実用化が進んで状況が落ちついてきたことも背景に考えられます。
一方で、サプライズには反応しやすい市場環境であるとも言われており、今回の公演内容には注目が集まっています。
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