Swell 2019へ登壇したマネーグラムのCEO Alex Holmes氏は、ODLを利用する新たな送金ルート(例:米ドルUSD⇨メキシコペソMXN)をオープンしたと明かした。
「現在、我々は4つの新ルートを開き、スケールアップし始めている。」と話し、「トランザクションフォローを通貨ペアで処理することにより、効率性と拡張性が大幅に改善されている」と説明した。
すでに米ドル⇨メキシコペソ(主なルート)、米ドル⇨フィリピンペソのルートでODLを利用しているマネーグラムは、具体的にどの通貨ルートに拡大するかは明かしていない。
しかし、以前Garlinghouse氏が話したように、マネーグラムはRippleにODLの利用可能地域をプッシュし、より多くの地域でXRPでの送金を可能にしたい考えを持っている。
Holmes氏はSwellでGarlinghouse氏と対談し、「ODLによるUSD/MXN送金は、マネーグラムの全送金高の10%を占めている。ODLでお金はデータのように移動している」と説明し、「ODLは実に素晴らしいものだ」と称賛した。
先週Q3業績レポートを公開したマネーグラムも、Rippleとの提携事業を拡大する方針を表明した。
さらにUSD/MXNをXRPで変換する時に利用するメキシコの仮想通貨取引所Bitsoの責任者Bárbara González Briseño氏は、昨日のSwell対談にて、仮想通貨の普及とODL利用の送金ルートの拡大について語った。
現在取り扱っているODL利用高について、「週間あたり、USD/MXNにおいてBitsoは1.5%の送金高を処理している。USD/MXNは世界において最も金額の高いルートで、350億ドルに及ぶ。」と説明。
「USD/MXNは一例に過ぎず、世界を見れば、近い将来仮想通貨(デジタルアセット)の有用性普及は加速する。」と話した。
(記事提供:コインポスト)
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