インターコンチネンタル取引所が手掛けるBakktが、機関投資家向けにカストディビジネス(Bakkt Warehouse)を開始したこと発表しました。
これまではビットコイン先物契約の顧客のみがカストディサービスを利用可能でした。
今回の発表によると、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の承認を取得したことで、今後は機関投資家向けのカストディビジネスを提供していくとのことです。
すでに仮想通貨投資企業Galaxy Digital,Tagomi,Pantera Capital とカストディサービスの提供で契約を交わしているとのことです。
セキュリティ面で他社と差別化
Bakktは1億2500万ドルの保険サービスを保証しています。
保険を請け負う保険会社はまだ明らかにされていません。
また、第3者企業によるシステムを導入や、監視カメラの設置などセキュリティ面に力を入れています。
Bakktは自社でデータセンターを運営してネットワーク接続の強化を図るなど、いくつかの独自機能を備えています。
BakktのCOOであるAdam White氏は、カストディサービスはビットコインの普及に大きく関係すると指摘しています。
「投資家が信頼できるセキュリティとシステムを兼ね備え、規制に適応したカストディサービスを提供すれば、この新興の資産クラスと技術は繁栄することができるだろう。」
「テクノロジーの発展により、我々は顧客の資産を安全に守ることのできる基盤を持つことができた。」
Bakktがいよいよ機関投資家向けにカストディサービスを提供することになりました。
ライバルが多いカストディビジネスですが、独自のセキュリティの強化や高額な保険の保証サービスなど差別化を図っているようです。
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