ビットコインは10月26日に10500ドルに高騰した後、じわじわと下落を続けています。
10月後半8000ドルから8500ドル付近で停滞後、さらに下落傾向が継続し、直近では一時8200ドルの敷居も突破する下げ幅を見せています。
時価総額トップ20の主要仮想通貨のうち19銘柄が、同様に大きく下落しています。
直近24時間では、アルトコイン17位のTexosだけがかろうじて1％上昇しています。
ビットコイン
ビットコインは、過去２日間で50日移動平均線を下回って推移しています。
また、20日移動平均線も低下しており、相対力指数(RSI)も弱気相場の領域まで下落しています。
出典：https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
一部の専門家の間では、7400ドルまでの新たな下落の可能性も示唆されています。
また一方別の専門家らは、ビットコインの最近の下落傾向は典型的な上昇を控えた動きであり、上昇に転じる確率はおよそ68％前後であるとの見方を示しています。
イーサリアム
アルトコイントップのイーサリアムは、現在3.5%下落の178ドル付近で取引されており、直近7日間ではビットコインと同じような下落率を示しています。
12月4日に大型アップグレード「イスタンブール」のメインネット実装や、その後のセレニティとイベントを控えており、これらをのイベントが価格にどのように影響を与えるかが重要なポイントになってくるとのことです。
イーサリアムの当面の目標は200ドルを突破できるかどうかで、150ドルが大きなサポートラインとなるだろうとのことです。
出典：https://jp.tradingview.com/symbols/ETHUSD/
続落が続く仮想通貨市場、年末にかけて下落した昨年同様の動きになっていくのか、それとも新たな展開の前兆となるのかしばらくは注意が必要です。
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