米国の送金大手TransferGoは、リップルが開発する国際送金システム「ODL」を新たに導入することを発表しました。
在イギリスのインド人にリアルタイム送金サービスを提供
TransferGoの主要な顧客はイギリス在住の第二・第三世代のインド人とのことです。
2018年にリップルプログラムに参加してから、インドの外国人労働者らが母国に送金するためにより迅速な送金手段の提供を行ってきました。
現在では、欧州地域からインドの銀行口座までわずか2、3分あれば送金することが可能になりました。
TransferGoのCEOは、この驚くべき技術面での発展により、顧客のライフスタイに大きなインパクトを与えることになると述べています。
「リップルとインドの架け橋を構築したことで、我々は数分以内に送金を完了させることが可能になりました。我々のイギリスの顧客は第二・第三世代のインド人が主流です。彼らは、母国の家族や友人の公共料金や教育費を支払うため、国際送金の利用頻度は高いです。TransferGoはこれらのユーザーができるだけ早く購買力を得ることができるようにしています。リップルは我々に、グローバル送金市場での最大の競争力を与えてくれました。」
また、送金コストに関してもさらなる削減を目指していると言います。
「我々は、従来の国際送金手数料の90%までの削減を目指しています。これはまさに、ユーザーの生活にリアルな影響を与えます。
また、最近ではリアルタイム送金にこだわらない顧客向けには、送金手数料を無料にするサービスも開始しています。」
リアルタイム送金は今後も加速
リアルタイム送金のグローバル市場の進化は加速し続けています。
2020年には、数分間の送金速度でさえも遅くなる時代が来ると予想されています。
TransferGoは、為替リスクにも柔軟な対応が可能なODLの導入で、次世代のリアルタイム送金業界をリードすることが期待されています。
TransferGoは、リアルタイム送金事業を東南アジアやラテンアメリカ、アフリカでも展開する予定であるとのことです。
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